淡紅色のカフェオレボウル
 
 
背面には、DIGOIN&Sarregueminesのスタンプが見られます。
 
世界各国のコレクター達に愛され、色々な所で見られ、
 
使われ継がれているこの窯元の陶器は、
 
一体どんな歴史を辿って現代まで継がれてきたのでしょうか。
 
 
その歴史は古く、1790年より
 
フランスにあるサルグミンヌというドイツの国境にある町から始まります。
 
 
その歴史は、実に複雑で様々な困難を極めました。
 
 
開業当初は、当時の時代背景や地域住民との関係性などが影響し、
 
創始者は早々に当地での事業を諦めようとしたそうです。
 
しかし、それを引き継いだ青年実業家が、
 
ナポレオン一世という大変太い顧客をつけたことで窯を再盛させ、
 
少しずつ、大きな窯へと成長させていったのです。
 
 
しかし順調だと思った事業にも思わぬ転機が訪れます。
 
元々フランス領だった当地ですが、普仏戦争の結果により、
 
1871年からドイツの占領下に置かれる事ととなってしまったのです。
 
 
そうなってしまったことで、当時から主要なマーケットであったフランスへ、
 
陶器を”輸出"しなくてはならなくなり、それには莫大な輸出税を要することとなりました。
 
 
その結果を受けて、ブルゴーニュ地方にあるディゴワンという町にも工場を構える運びとなったのが、1879年の事。
 
現在のディゴワン サルグミンヌと呼ばれる窯の始まりであります。